リハビリをはじめ、様々な医療は、「検査・評価」を治療の前にしっかりと行います。
我々「アルク」も、治療の最初にしっかりお話を聞き、体を観察・評価して治療いたします。
さらに必要な場合には検査を実施させていただく場合があります。
原因追求。
原因が分からないまま治療するのは、目をつぶったままバッティングするのと同じような感じです。
治せない。
今回は、「アルク」の治療方針、「原因追求」について書いていきます。
その痛み、原因は何なのか?
「ひざが痛い」
「腰が痛い」
などなど、様々な症状をお持ちの方が「アルク」を訪ねて下さいます。
そんな時、「原因の心当たりはありますか?」と聞くようにしています。
すると、「若い時に怪我した」「靭帯を切ったことがある」「この前歩こう会で10km歩いた」などなど
原因の心当たりは結構ある方がいらっしゃいますので、聞くようにしています。
しかし、その事が「本当の原因」ではない場合もあるので、よく観察することが大切です。
実は、股関節が悪かったりしますので、原因追求は必ず最大限力を入れてやっていきます。
「仮定」「治療」「見直し」
原因をみつけた!と思って治療しても、治療効果が出ない場合もあります。
そんな時は、治療の方向性が間違っていたり、そもそも原因が治せないものだったりします。
さらに、原因は1つではなくたくさんの原因が絡んでいる場合も多いので、ひとつひとつの原因を解決していきます。
「見直し」を行いながら、治療を模索していくことが大切だと考えています。
極論は「体が硬くなることで起こっている」
「もう年だから。」という言葉を病院で言われた。
と聞くことがあります。
それをお医者様が言うのはどうかと思いますが、「年」というのは様々な問題を引っ張ってきます。
そして、「年」というのは、「柔軟性低下」「筋力低下」「疾患」の3つの原因がついてきます。
細かくいうと、「関節液の変性」や「長年の使用のすり減り」、「体の使い方のクセ」などなどあります。
しかし結論は、「体が硬くなること」が1番の原因になります。
疾患も体の硬化を進めてしまいますので、結果として体の硬化の原因になります。
原因の解消と全身のコンディショニング
「アルク」の場合は、訪問リハビリを提供する事業所ですから、「家での生活を楽に続けることができる」という目標になります。
原因を解消し、全身のコンディションを整えて、動作を楽にしていきます。
もちろん、1番大変な状況を解決すれば楽になりますが、さらに「再発しない体づくり」が目標になります。
コンディショニングという点を重視している点も、「アルク」の特徴だと言えるでしょう。
再発しない、健やかな体。
その基礎があって、趣味活動や楽しい人生を過ごせると思います。
まとめ
「真の治療には原因追求が欠かせない」という記事を書いてきました。
原因に正しく治療の的を絞れていないと、治るものも治りません。
この、「原因」を見つける力があるのと無いのとが、「治療の上手下手」なのだと思います。
「アルク」は原因追求に最大限力を入れてサービス提供をしています。
当たり前と言えば、当たり前のことなのですが、この「基本」を大切にすることが重要だと感じています。
在宅生活で悩めるお客様を1人でも救いたい。
その気持ちで日々、サービス提供に努めていきます。
以上、治療方針の「原因追求について」でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。