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訪問リハビリのデメリット5つ。

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訪問リハビリ、メリットが多いという記事を書きました。

しかしながら、デメリットもちゃんとあるのも事実です。

訪問リハビリ専門事業者としては書きたくないところではありますが、書かなければお客様に本当に満足していただけない可能性が出てしまいます。

今回は、訪問リハビリのデメリット7つについて書いていきます。

目次

①他人が家を出入りする

最大のデメリットは、他人が家を出入りすることだと思います。

これは、ある意味メリットでもあるのですが、やはり盗難のリスクが出てきたり、プライベート空間に入られたりします。

可能な限りキョロキョロせず、必要な場所だけ見るようにしていますが、それでも様々なものが目に入ってきます。

気にならない方は良いのですが、気になる方は訪問リハビリはオススメできません。

外出の機会が減る

通ってリハビリを受ける場合には、自宅から外出して病院等へ行くことになります。

リハビリを受けたいと思う人は、外出することが大変になっている場合がほとんどなのですが、逆に外に出ることが「良いリハビリ」になっていたりするのです。

その外出して通院する機会が減るということは、ますます外へ出ることが大変になっていくことが考えられます。

訪問リハビリは来てくれるから楽な分、体を動かして移動する機会を失っているのです。

③リハビリ室で仲良くなるお友達ができない

他の利用者様とお知り合いになり、意気投合され、お友達になるケースも珍しくありません。

出会いの機会が少ない高齢者は、こういった公の場で他者と触れ合う機会は貴重なものなのです。

特に病院や介護保険サービスでは、似たような境遇の方同志、意気投合しやすいように感じます。

お友達がどんどん減ってしまう境遇にあるため、新しい友達ができるのは喜ばしいです。

そんな機会が絶たれてしまうのが訪問リハビリの実情です。

リハビリ機械が使えない

家でリハビリをしますので、大型の物理療法の機械や、平行棒、トレーニング機械などの設備は使えません。

個人的には、大型機械が無くても十分効果のあるリハビリを提供できると自負しています。

しかし機械があれば、安全に体を動かして鍛えることが可能です。

無いよりは、当然あったほうがいい機械類。

訪問リハビリでは、そんなリハビリ機械を使ってリハビリを行う事はできません。

しかし、逆に言うと、実際の家で危ない箇所の確認から、廊下、お風呂、トイレなどの出入りトレーニングなど生活の場で練習できるメリットは大いにあります。

このことは、機会を使ったトレーニングよりも効果的なリハビリであると考えています。

⑤部屋はやっぱりある程度の片付けは必要

そんなに気を使わなくても大丈夫なのですが、やはり貴重品が机の上に置きっぱなしではよくありません。お互に。

それに、足の踏み場が無いほどに散らかっていては、リハビリどころではないのも事実です。

綺麗に整理整頓してなければいけないというところまではありませんが、少しは片付けが必要だと思われます。

私はそこまで気にしませんが。

しかし以前、訪問リハビリをお断りしたお宅があります。

それは、テレビで見るゴミ屋敷のような家でした。

家に上がると、ツンと鼻を指すような匂いに、息が思うようにできませんでした。

足の踏み場はありますが、獣道のように、ゴミの間を歩きます。

いつ食べたか分からない弁当の容器がそこかしこに落ちています。

それでも5回くらいは我慢して訪問に行ったと思います。

「すみませんが、これ以上の訪問は勘弁してください…」

と、お願いしたのを覚えています。

このことはトラウマのように思い出されます。

ここまでのお宅はそうは無いと思いますが、あまりにも酷い状況でのサービス提供はお断りさせていただく場合もあります。

まとめ

訪問リハビリのデメリット5つを書いてきました。

他人が家に入ってサービスを提供するということは、気になる人には気になりますし、気にならない人には良いサービスと言えるかと思います。

やはり、一人暮らしの女性には、抵抗のあるサービスです。

訪問リハビリを検討される際は、以上のようなデメリットも考慮した上で開始していただけるとトラブル回避になると思います。

便利な面と、デメリット。

両者は切っても切れない関係にあるのは何事にも言えそうです。

それでも、訪問リハビリは、外出することが困難な方にとっての救世主となる存在だと、私は確信しています。

以上、訪問リハビリの5つのデメリットでした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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