臨床経験は10年以上になり、様々なケガや病気、疾患の方のリハビリを担当してきました。
その経験を経て思うのは、疾患は違えど目指す目的はそんなに違わないということです。
まずは、安全に歩く事ができるか。
次に、人の手を借りずに生活できるか。
そして、可能な限り痛みを軽減する。
そのような視点で治療を実践しています。
もちろん、ここから問題点を細分化して、何故このような現象が生じているのか検証します。
検証していく中で、弱い部分、障害になっている箇所の特定を行って治療していくわけです。
大まかな流れはこのようになりますが、それでも疾患による特徴や違いがあるのも事実です。
ここでは、私が経験してきた症例、怪我、病気についてまとめてみたいと思います。
中枢神経系の疾患
①脳梗塞後遺症(右片麻痺)(左片麻痺)
②脳出血後遺症
③くも膜下出血
④脳挫傷
⑤脊髄損傷
⑥パーキンソン病(症候群)
⑦錐体外路系の不随意運動
⑧小児麻痺
⑨進行性核上麻痺
高次脳機能障害の有無が、リハビリの進行に大きな差が現れる特徴があります。
関節痛や関節症
①腰部脊柱管狭窄症
②腰痛症
③変形性膝関節症
④変形性股関節症
⑤変形性肩関節症
⑥オスグッド・シュラッター病
⑦慢性関節リウマチ
早期治療が大切です。ひどくなってしまった場合には、痛みがなかなか取れず、手術適応となる場合があります。
骨折系
①大腿骨頸部骨折
②腰椎圧迫骨折
③上腕骨外科頚骨折
④コーレス骨折
⑤踵骨骨折
⑥パテラ骨折
⑦肋骨骨折
⑧鎖骨骨折
骨折は必ず治ります。ただし、安静期間が必要なので、その間に筋力低下などが起こらないようにするのがリハビリの役割です。
末期癌
①多発性骨髄腫
②肺癌
日常生活が送れる、苦痛をなるべく軽くできるというのを目的にリハビリを行います。疾患特有の注意点を考慮しながら介入します。
膠原病系
難病
①多発性硬化症
②HAM
③ギランバレー症候群
④後縦靭帯骨化症(OPLL)
様々な経過をたどる難病。そして、長期戦なものです。患者様と寄り添い、「今必要なこと」を一緒に話し合いながらリハビリしていきます。
まとめ
これまでに経験させていただいた疾患について、まとめてみました。
ここに無い疾患の方もご相談ください。
事前に調べた上で、お話もしっかり伺いながらリハビリに取り組んでいけたらと思います。
在宅生活を送る患者様は、本当に様々な状況にあります。
その状況にあわせて、柔軟なサービス提供に努めていきます。
現在、ワンコイン体験を実施しています。500円で30分体験できますので、ぜひこの機会にご体感ください。
電話08087309592