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自費リハビリの紹介と歴史、アルク開設のキッカケ

そして、リハビリを受けたい人があふれ、療法士があふれ、公的資金だけでは、リハビリを受けたい人に十分なサービスを提供できなくなりました。

「リハ難民」

とは、リハビリを受けたいけど受けられない人の事を指す言葉です。

その、リハ難民を救いたい。

リハビリをもっと質の高いものを提供したい。

という気持ちを持って、独立しました。

この記事を読む事で、自費リハビリとは何なのか、どういうサービスを提供できるのかについて分かります。

目次

自費リハビリとは?

自費リハビリの反対の言葉は、保険適応のリハビリです。

つまり、病院や介護保険施設で行われているリハビリの事です。

保険適応で三割負担、一割負担など、患者の負担が少ない状態でサービスが提供されてきました。

一方、自費リハビリは、すべて自己負担のサービスです。

自己負担ですから割高になりますが、その分サービスの質は高く、量や内容も自由に選択する事が可能です。

自費リハビリの歴史

これまでのリハビリの歴史は、保険適応の中で行われてきました。

自費リハビリは、これまでも存在はしていましたが、保険適応のリハビリが十分に提供できていましたので少数派でした。

しかし昨今の状況では、保険適応下でのサービスでは十分なリハビリを提供する事が難しくなっています。

リハビリが一般的になり、リハビリを受けることが当たり前の時代になりましたから、リハビリを受ける人口や頻度が増えたからです。

しかし、政府の財源は増えていません。

そこで、リハビリを受けはじめて150日経つと、上限13単位という縛りで、月に受けられるリハビリの量の上限が設けられました。

13単位というと、1回2単位(40分)で受けると、週2回は受けられない計算になります。

この制限意外にも、入院患者も150日までは毎日リハビリを受ける事が可能ですが、それ以降はやはり、13単位の上限が生じます。

つまり、リハビリをスタートして、150日までは毎日リハビリを受けることはできるけど、それ以降は少ししかリハビリできないのです。

本気で回復したい人にとって、保険適応のリハビリでは、量が全然足りないのです。

自費リハビリの急速な拡大

政府の「リハビリ縮小」を受けて、自費リハビリサービスを提供する事業所が一気に増えました。

「リハ難民」というリハビリを受けたくても受けられない人が増えているためです。

もう、政治を頼ってられない。という療法士や患者の双方の意思が合致した結果だと思われます。

その波は、まず東京・大阪の大都市で事業所がスタートします。

そして、福岡や愛知、北海道など地方の大都市に分布していきます。それが2021年の今です。

鹿児島県などの地方には、まだまだ珍しい事業所といえます。

アルクの設立のきっかけは?

アルク訪問リハビリテーションサービスを設立したのには、かねてからの思いがありました。

ずっと、「独立」を目指してきました。

もっと自由なリハビリを提供したい。

諦めないリハビリを目指したい。

そして、勤務先の人員に変化が起こった事がキッカケになりました。

働きやすく、楽しい職場です。

しかし、いつまでも働きやすく楽しいからと病院勤務を続けていては、「独立」はいつまで経っても実現しません。

人員が変化するタイミングで、退職して独立する決意をしました。

どちらかというと、アルク設立のきっかけは、個人的な理由からですね。

もちろん、世間にニーズがあふれている。というのも理由の一つではありますが。

なぜ訪問リハビリなのか?

私は以前、訪問看護ステーションに勤務して、訪問看護を行ってきました。

事実上の訪問リハビリを提供していたわけです。

その時に、患者様達からの感謝ややりがいを感じて仕事をしてきました。

リハビリを必要とする人が移動するより、療法士が移動してサービスを提供した方が絶対効率がいい!と思っていました。

その、訪問リハビリ、受けられる人はかなり限られていました。

「基本は、病院に通って来てください。」

というのが、患者に対する世間の風潮があります。

「車が運転できる人は、病院リハビリを」

という事ですが、私はこれにかなり疑問がありました。

もっと自由に訪問リハビリを受けられるようなサービスを作りたい。

訪問リハビリのデメリットは確かにあります。

・外出の機会が減る

・家でのリハビリは設備が限られる

・家に他者を入れないといけない

しかし、メリットはなんと言っても、

「続けやすい」

ということ。

続ける事は何よりも難しく、でも、続ける事が何よりも大切です。

このような理由から、私は訪問リハビリ型の自費リハビリをスタートすることにしました。

まとめ

自費リハビリの歴史から、アルクの開設のキッカケを書いてきました。

まだまだ言葉は浸透していない自費リハビリですし、職域から外れている、違法だ!などという声もあります。

お客様のニーズを満たして喜ばれながら、確かなサービスとして確立していけたらいいなと思います。

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