「企業理念はありますか?」
と、とあるセミナーに参加した時に講師の先生から言われました。
「無いです。」と私。
企業理念は、形にしておくと内外に発信できて良いですよ。
と言われました。
なるほど、ということで私も本気で考えた企業理念、「コンディショニングを通じて、あなたらしく輝く未来をお手伝いします。」ができた経緯を記事にしていきたいと思います。
夢リハ
私が独立してリハビリをしていきたいと考えた理由は、「リハビリのその先の目標を叶えたい」というものでした。
「夢リハ」
私が考えた造語ですが、リハビリで歩行訓練だけじゃなく、その先の、「旅行」や「趣味」までお手伝いしたい。
ということで、夢リハを商品として独立しました。
結果、夢リハ、1度も実施できていないのが現状です。(需要が無い‥)
でも、「あなたらしく」在ってほしい気持ちは、変わらず心の中心に持っています。
「あなたらしく」が私の事業の根幹なのです。
体に痛みや不具合があると自分らしく在れない
体が痛かったり、うまく歩けなかったりすると、自分らしく在れません。それは仕方がないことです。
治療のために寝ていなければなりませんし、趣味の活動も制限されます。
そんな状態を解決して、イキイキと自分らしく過ごせる体づくりをお手伝いしたい。
「アルクに頼めば、体を良くしてくれる。」
そんな存在になれると嬉しいなと思います。
コンディショニングという考え方
コンディションという言葉は日本語として浸透しているように思います。
コンディション=調子・体調 という感じかと思います。
コンディショニング=体調や調子を整える。
つまり、コンディショニングとは「体を整えること」と考えています。
アルクが得意としているコンディショニング。体のコンディションを整えておくことで、いつでも自分の力を十分に発揮して仕事や趣味活動、生活を楽しめる。
「体の整備工場」と思っていただけると良いかと思います。
車の整備を思っていただけると、不具合が生じた場合、悪い部品を交換する必要があります。
体の整備も同じように、体のどこかが不具合を生じています。
その不具合がどこにあるのか?どうすれば治るのか?
車のように人間の体は部品を交換するわけには行きません。部品を取り出すこともできません。
体を今ある状態のまま、ストレッチやモビライゼーション、徒手治療やトレーニング、指導などで改善します。
「体のどこが悪いのか?」
意外と自分の体のことをちゃんと理解されている方が少ないです。
まずは自分の体のことをちゃんと知ること。それが治療の第一歩だと思います。
スマホ教室を実施したこともあります。
整体院でスマホ教室?
と謎の行為をしましたが、これは私としては自然なことでした。
「あなたらしく輝く未来をお手伝いします。」
以前の企業理念は冒頭の部分、「コンディショニングを通じて」がありませんでした。
「スマホを使いこなせたら、もっとあなたらしく輝く未来が開けていきます!」
というメッセージが入っていたのですが、スマホ教室ではそのメッセージまでは伝わらなかったのかもしれません。
スマホ教室は程なく打ち切りになりました。
やはり、「コンディショニングを通じて」という部分が無ければ、アルクらしさは損なわれる場合があるのかもしれないと考えました。
アルクらしさ
アルクの主要事業は「リハビリ」です。
腰痛治療や訪問リハビリなど細かく分類するとたくさんの商品になりますが、全ては「体のコンディションを整えること」が中心です。
個人的にはイチオシの「スマホ教室」「夢リハ」は社会からの需要は無いのだと思います。
アルク=体の調子を整えてくれる場所
という軸はブラさないように今後も事業展開していきたいと思います。
コンディショニングジム・アルクの誕生
「夢リハ」や「スマホ教室」の反省を生かして誕生した新事業。
「コンディショニングジム・アルク」です。
トレーニングマシンを導入し、低下した筋力の強化、弱い部分の強化をマシンに乗ることで安全に鍛えるとともに、体力づくり、健康づくりを目指します。
これなら、「コンディショニングを通じて、あなたらしく輝く未来をお手伝いします。」という企業理念に沿った事業展開だと思っています。
早速、5台のマシンを導入し、既にスタートしています。
これからもこの企業理念とともに、さつま町の健康づくりに存在感を出していけたらと思います。
まとめ
コンディショニングを通じてあなたらしく輝く未来をお手伝いします。
という企業理念ができた軌跡を記事にしてみました。
アルクのアルクらしさがより分かっていただけたかと思います。
事業というのは世に出してみないとどうなるか分かりません。
スマホ教室は、10人が10人とも「すごくいいね!」と言ってくれました。
それでも駄目だったのはアルクらしさが無かったからなのかもしれません。
事業展開は常に考えていかなければなりません。
よりよい事業になるために、今後もこの企業理念を核として、頑張っていきます。