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アルク式、腰痛治療の考え方・方向性

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腰痛治療の専門として、日々腰痛の方の治療をさせていただいています。

腰痛専門の治療院として治療していますので、腰痛の方が多くいらっしゃいます。

たくさんの方の腰痛と向き合う中で、腰痛をいくつかに分類でき、その分類によって治療方法が異なることを発見しました。

アルクで行う治療の核たる「考え方」を記事にしてみます。

目次

腰痛は腰が不安定になっているサイン

痛みに対して日々治療をし、向き合い続ける仕事である整体。

その痛みですが、腰痛に関しては、「不安定」になった結果生じる痛みであると考えています。

不安定になり、「これ以上動かさないでくれー!」という腰からのサインです。

ですから治療としては必然的に「安定」を目指すべきです。

もみほぐしなど、昨今流行っていますが、腰痛はもみほぐしたら逆効果であることはこういう点からも明らかですね。

腰の周りの筋肉が凝り固まっているのは?

腰痛の方が腰が痛いと来院されたとき、腰の両側の脊柱起立筋群は固くなり、コチコチになっていることがあります。

その凝り固まった筋肉をもみほぐしたら良くなりそうですよね?

しかし、先述しましたが、腰の筋群をもみほぐすのは逆効果。

腰痛の腰は「不安定」になっているのです。

不安定になっている腰を体は、どうにか安定させたいとがんばって腰の筋群を固く骨のようにして腰を守っていると考えています。

体がせっかくがんばって固くしている腰の筋肉をもみほぐしてしまうのは、こういう点から逆効果と考えています。

どうして腰は不安定になるのか?理由は2つ

ここまで腰痛の理由は、「腰が不安定になっている」と書いてきました。

では、どうして腰は不安定になるのか?

それは理由が2つあります。

腰が不安定になる理由

理由1.股関節が固くなり、動作の時に腰で動かなければならなくなっている。

理由2.自分で腰を不安定にしている。

この2つが私の経験上、大半です。

詳しく書いていきます。

理由1.股関節が固くなり、動作の時に腰で動かなければならなくなっている。

みなさんご存知の通り、腰はねじったり、前や後ろに曲げたりできます。

でも実は、腰の関節は動くのがそんなに得意ではありません。

逆にその下にある股関節(足のつけ根の関節)は、とても動くのが上手で、重い体重を支えながら激しく動くことにも適応します。

全力疾走するときに最もよく動く関節の1つが股関節です。

反面、腰の関節は全力疾走の時、体幹を安定させるために殆ど動きません。

また、腰の骨一つ一つの間から脊髄から出た神経が顔を出しています。太い神経が背骨の周囲にはたくさん取り巻いているのです。

こういう点から見ても、腰の関節は激しく動くことには適しません。

しかしながら、年齢を重ねると、股関節をはじめあらゆる関節の可動域は狭くなってしまいます。

股関節が動かなくなると、代償的に腰が動かざるおえないのです。

そうして、動くのが得意でない腰の関節が動かされ続けた結果、腰は不安定になってしまいます。

理由1.は股関節が固くなったことによります。

理由2.自分で腰を不安定にしている

腰痛です。と言って来院された方が、「ドス・ドス」と腰をすごい勢いで叩く姿を見ることは少なくありません。

また、ティラピス的な腰をギュ~っとひねってストレッチするのも腰痛の時の治療の常識?となりつつあります。

健康のためと思って、長距離を歩いてらっしゃる方も実は、腰の骨を不安定にしている可能性があります。

ストレッチポールを腰に横に当ててストレッチしたりするのは、腰を不安定にするのに言語道断でしょう。

ここに挙げたのは、実際来院された方が実際にやっていたことです。作り話ではありません。

おそらく、腰痛の方で上のことをやってらっしゃる方は少なくないでしょう。

腰痛の原因は実は、「自ら作っている」のかもしれません。

「アルク式」腰痛治療とは?

治療で大切なことは、原因は何か?と突き止めることと、原因を解決することです。

腰痛治療は原因からアプローチしていくことが一番です。

病院の治療がどうしても、痛み止めの服薬やブロック注射、手術など、対処療法が主で、原因を考えることをしていない実情があります。

医療が対処療法を中心に行っている以上、原因を治療しているアルクは腰痛に悩む方のよりどころであると思います。

ぜひ一度、ご来店・ご相談ください。

まとめ

私の考えるアルク式腰痛治療の考え方を書いてきました。

もちろん、「腰痛」といえど十人十色の世界です。

年齢、性別、体型、クセ、仕事、姿勢などなど細かく挙げればキリがありません。

しかし、その中でも特に共通している腰痛の原因は2つ

股関節が固くなっていて、腰の関節で動作をしている。こと

お客様自身のクセで、腰を不安定にしている。こと

股関節がすごく固くなっている方も実は、ご自身が股関節の可動域は狭くなっていることを認識されていないことが多いです。

クセは分かっているようで本人は分かっていません。

無意識レベルで腰は不安定になっているのです。

以上、「アルク式腰痛治療の考え方」でした。

腰痛でお悩みの方はぜひ一度、ご相談ください。

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