整体とジムで根本から健康を目指す整体院です

実例5 家から出る練習を

さつま町の訪問リハビリ
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訪問リハビリでは、しばしば「家から出る練習」をすることがあります。

家から出る練習というと、そんなに難しいイメージはないかもしれませんが、体の障害が重ければ重いほど、家から外に出ることが大変です。

玄関の段差。

靴を履くこと。

庭先に大きな段差がある。

急傾斜を降りないと車に乗れない。等等…

最悪の場合、誰かにおんぶしてもらって外に出る場合もあるでしょうが、体の大きな方であれば難しいでしょう。

自力で歩いて外に出られること。

この力は在宅生活を続ける上で重要な能力の一つです。

目次

外に出る事はできますか?

Y様 女性 両変形性ひざ関節症 89歳 週2回

肥満型の女性の方に多い疾患で、変形性ひざ関節症という、ひざの痛みを伴う疾患があります。

高齢女性が「ひざが痛い」と言われる方は、ほぼこの疾患と言って間違い無いでしょう。

ひざが痛いと大変です。

歩くことが難しくなります。

また、肥満体型であれば、体重がテキメンにひざにかかるため、体重は1キロでも少ない方が良いです。

このY様は、ひざが痛くてあまり歩けません。

シルバーカーと呼ばれる押し車を押して、やっと10mほど歩くことができます。

しかし、ひざが痛い時などは、ほとんど歩けなくなってしまうので、外に出る時などは大変です。

外には手すりをずっと備え付けてあり、それをつかみながら歩くことができます。

ひざの痛みと付き合いながら、外に出る練習をすることにしました。

環境整備と繰り返し練習

外は家の中に比べてボコボコ段差があり、転ぶリスクが高まります。

また、純粋に歩きにくいものです。

必要な場所に必要なものがあり、また余計なものが置いてないか?

整理整頓も重要な環境整備です。

そして、環境が整ったら、その場所で繰り返し練習することが必要です。

繰り返し練習することで、気をつける点を把握し、段差を乗り越えるコツを理解します。

Y様は高齢ですが頭が良く、上手に生活を工夫されて営まれていました。

下り坂道カーブの玄関前

玄関に上がる前に、急傾斜だったり階段だったり、出るのが大変な家があります。

Y様の家は玄関を出ると、下り坂道カーブで、結構大変です。

私たちが行き来するのは何でもありませんが、Y様が出るには、それはそれは慎重に出なければなりません。

それをY様、手すりをつかんで横歩きを上手にすることができました。

こんな風にして歩いて出ている。

という風に教えてくださいました。

縁側から出ると車のすぐ近くに出られる

お行儀が良いかどうかわかりませんが、玄関を使わず、縁側から出る事で、簡単に車の前に出ることができる場合もあります。

要は、外出しやすさが重要で、外出できればいい。

Y様は結局、縁側から出入りすることで、外出するのを簡単にできるようになりました。

まとめ

家から出る練習をした経験を記事にしてみました。

意外と非効率な形で外出していたりすることもあります。

私はアドバイスはできますが、実際に生活される患者様のご希望を曲げるわけにはいきません。

必ず玄関を出入り口にしたい。という方に、縁側から出入りしましょうとは言いませんが、この方が楽ではありませんか?

という提案をする形で、生活スタイルにアドバイスしたりします。

Y様は、縁側から出入りすることで、出てすぐに車に乗れる環境になりました。

また、縁側から出入りしやすいように、踏み台等環境整備も行いました。

その上で、出入りする練習もしました。

在宅生活を考える上で、どうやって外に出るか?を考える事も大切な生活の一つです。

在宅生活の一面を考えた例でした。

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